2026.07.15
「飯が豊かな町」と書いて、飯豊町。その名の通り、山形県の中でも有数のお米の産地です。
髙橋ファームがある小白川地区では、奥山から流れる清らかな雪解け水と、盆地特有の大きな昼夜の寒暖差が、美味しいお米づくりを支えています。
お米が食卓に届くまでには、実に長い道のりがあります。
3月下旬、種もみの準備と消毒作業からはじまります。
4月中頃には芽出しと種まきを行い、約1ヶ月かけて苗を丁寧に育てます。
5月中旬から下旬にかけていよいよ田植え。
田んぼに苗が並ぶ景色は、飯豊町の春の風物詩です。
田植えが終わると、毎日欠かさない水の管理がはじまります。
稲の成長に合わせて水を入れたり抜いたりを繰り返し、6月下旬から7月初旬には溝切り作業で田んぼの土を一度乾かし、根をしっかりと伸ばします。
8月中旬、稲穂が顔を出しはじめる頃は病気が出やすい時期です。
毎日田んぼを観察し、異変を見逃さないよう目を光らせます。
そして9月中頃から10月半ば、いよいよ稲刈りのシーズンです。
しかし髙橋ファームの秋はここで終わりません。稲刈りの後、米沢牛の飼料となる稲藁を収集する作業が待っています。
10月末までこの作業を終えて、ようやく一年のサイクルが締めくくられます。
長い時間と手間をかけて育てたお米だからこそ、食卓に届いた時の美味しさが違う。
髙橋ファームはそう信じて、今年も田んぼに向き合っています。